制作

【今制作中のものvol.2】数字の女シリーズ、9の人と0の人

今日は月が綺麗でした。ほぼ満月に近い形。まだ明るいうちに川の向こうの丘陵の、稜線の木々をかすめるほどの低い位置で大きく、濃い黄色にピッカリと光っていました。

さて私は今、次回の個展に向けて数字の形を拝借した絵を描いています。以前から既存のフォント文字を女性の髪や体の一部に見立てた「文字遊びシリーズ」を時々描いているのですが、今回は数字を用いて少し艶っぽいシリーズを制作しています。前回の記事では6の人と5の人の下絵のことを書きました。

今日は朝からせっせと作業を進めて、0の人と9の人の下絵が概ね出来てきました。

0の人の下絵

0の人はヘアゴムで髪を束ねようとしているところです。ヘアゴムは輪っかの形をしているので、0の形と共通しています。普段は背景に模様を描くことは少ないのですが、0の人の顔を見ていたらキュートな印象にしたいと思えてきたので、円い形ということもあって水玉模様にしようとしています。

9の人の下絵 服の模様の鳩ポッポ

9の人は髪をくしけずるシーンです。櫛を通過する髪の感じや、手の位置のおかげで毛先の方が手前にせり出すように見える、気がします。遠近感と言うか、9の字が少し立体的に錯覚できるかなと思います。そこが気に入っているので、そういうふうに仕上げられるようにしたいです。

鳩の柄は勿論、鳩という字に「九」が入っているからです。私は若い頃ふと、「鳩(ハト)という漢字は、八(ハ)と十(トウ)の間に九があるから鳩と書くのではないか」と思ったことがあります。しかし実際は鳩の鳴き声「クック―」という音から来ているというのが定説のようです。

さて明日からパネルにトレースして、絵の具の作業に入って行きたいと思います。それか、まだ描いていない残りの数字1、3、7、8の下絵を描くかもしれません。

このように、下描きなど制作途中での作品の様子も時々書いていきたいと思います。また覗いて頂けると嬉しいです。最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。

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