制作

【今制作中のものvol.1】数字の女シリーズ、6の人と5の人

下絵を描いているところ 卓上鏡と手鏡はよく使います

今日もいい天気です。先ほど家の前をヤマトタマムシが飛んでいき、隣のお宅に止まりました。

私は今、次回の個展に向けて数字の形を拝借した絵を描いています。以前から既存のフォント文字を女性の髪や体の一部に見立てた「文字遊びシリーズ」を時々描いているのですが、先月参加した「四美神」展で1~4の数字をテーマに描いたらイメージが色々浮かんでとても楽しかったので、0~9の全てを描くことにしたのです。(平仮名での作品はこのようなものです☞「髪を束ねる、う」「髪を束ねる、し」

この数字シリーズはちょこっと艶っぽいテイストです。次回の個展ではより女性の日常にスポットを当てた作品を発表したいと考えているのですが、官能や色気というようなものも、食べることやお喋りすることと同じように日常の一部として表現したいと考えました。しかし普段描いているような女性像でそのまま描くのではあまりにも直接的です。それはそれでいいのですが、今回は軽やかに表現したいと思い数字の人たちで描くことにしました。内容としては、掛詞というか駄洒落など、それぞれの数字、形から連想される洒落っぽい情景を描こうとしています。

6の人と5の人 下絵の途中です

6の人は風に髪を煽られているところです。9の人が櫛で髪を整えているところを描く予定なので、逆さまの形の6は反対に髪が乱れているところにしました。

5の人は、5の文字を配置したときからこのポーズに見え、「言いつつ」という題名が浮かんだので、そのような雰囲気の絵です。「言いつつ」には「いつつ=五つ」という言葉が含まれていますので、これは駄洒落でもあります。

また、このフォントは、私の大好きな「ヒラギノ明朝」です。これまでに描いた文字遊びシリーズは全てこのフォントを使わせて頂いております。ところでこのフォント「ヒラギノシリーズ」、Macには元から組み込まれているのですが、Windowsには入っていないのです。長年Macパソコンを使用していたのですが、Windowsパソコンに買い替えてびっくり、ヒラギノ明朝が入っていないではありませんか。早速「ヒラギノ基本6書体パック」を買ってダウンロードしました。36,000円ほどでした。高いけれども、安いです。

手前の肩と手を別な紙に描いて貼ったら紙の色がちょっと違っていました

制作手順としましては、まずillustratorで描きたいパネルサイズ(今回は全てF4)に数字を配置し、印刷します。一つ前の画像の左上のような感じです。そこに鉛筆で女の人や、他の部分を描いていきます。自分を鏡に映して参考にしますが、似てはいません。この絵の場合では、肩と手が6にかかっていてそこは黒くて描けないので、そういう部分は別な紙に描いて糊で貼ります。

因みにこの下絵は実物よりも少し小さいです。私のプリンターではA4サイズ(297mm×210mm)までしか印刷出来ないためにF4(333mm×242mm)は分割印刷になってしまい、それでは描きづらいからです。描き終えたらコンビニで拡大コピーをします。

このような感じで、個展に向けて毎日楽しく制作しています。個展の詳細は決まり次第またお知らせ致しますので、もしご興味をお持ち頂けましたら、またブログにお越しください。最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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